吊り荷の下は危険! そのための交通誘導警備員
お疲れ様です。久しぶりのブログ更新でございます。
台風が接近してます。
1945年の枕崎台風は、呉のアニメ映画で登場しました。あの台風から何十年経ったのか……
台風の影響により現場はざわざわしているかんじです。
しかしながら、現場よりさらに、施工管理は大変だと思います。資格はすごく大事なもので、そのぶん責任が伴います。
台風が来る前は、残暑が続き、まだまだ暑い日が続いてました。
日差しの強い日は交通誘導警備員は、太陽の光が当たらない日影などに居て、いわゆる蒸散も期待して葉っぱの近くをキープしていたりするのですが……
建築の現場では、吊り荷をレッカー(クレーン)で上げられてますので、「3m以内は近づかない」の基本通り、吊り荷の下に入ることが無いよう、歩行者、自転車、自動車などを注意して見ている必要があります。
そうなると、交通誘導警備員が2人態勢なら、南北か、あるいは東西に1人ずつの態勢を取り、いつでも2人がかりで「全止め」できる態勢にしておくのがいいかな、とは思います。
ただ、最初の話に戻りますが、日差しの強い日に無理をすると熱中症の危険が高まり、交通誘導警備員が倒れるなどしてそれこそ現場が大変危険な状態になる可能性がありますので、「頑張って全止め態勢を作っておく」か「熱中症の危険を考えて無理をしない」のか、どういった選択がいいのかは…ケースバイケースではあります。
いずれにしても、吊り荷の下に入るのは極めて危険です。危険なことをあらかじめ予測し防止するあたりが、交通誘導警備員が呼ばれて現場に立っている意味というか理由だったりしますので、やはり選択としては……と思ったりはします。
しかしながら、以前、宇宙飛行士のライト・スタッフ「誰とも仲良くなれる資質」について書きましたが、そのあたりの資質は本当に大事だとは考えてます。
監督さんや職人さん、地元の方々……仲良くなれれば、「あの人日影で休んでいるなぁ。でも、あの人だからいいか」となったりするかもしれません。
言いたい事は、吊り荷の下は危険! そのために交通誘導警備員が居ます! ということ。